ヤンキー彼氏は世界一
「もしもし?わたし!
奈美恵だよ」



恐る恐る出ると相手は奈美恵だった。



「奈美恵かあ!びっくりしたあ」



「ごめんごめん。今病院だから、それよりあんた大丈夫?」



「うん。私は、大丈夫。」


「恋斗さん…。亮から聞いた。私が誠也の事言わなければ…ごめん。」




「奈美恵。泣かないで?
恋斗は大丈夫だよ!!
それに悪いのはあの人たちだから。」



「うん。そうだね!
あっ誠也に変わるね。」



「誠也さん大丈夫なの?」



「車椅子でいるから、大丈夫」



と言うと、誠也に変わった。



「ゆりあ。わりいな。
俺のせいで。
あいつなら大丈夫だよな!
俺も全力で治すから、
俺らも力になるからな!」


奈美恵と誠也も心配して電話してくれた。




私は、友情というものを改めて知った。




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