魔法のキス
「僕はレックス。ノアを迎えに来たんだ」

迎えに来たってどういうこと?


私、この人と知り合いだったかしら?

私は考え込んだが、やはり、こんな王子様みたいな人が知り合いにいるわけがなかった。


「ノア、ごめん。ちょっと時間がないんだ。急ごう」


レックスは、その、うっとりとするような声で私に囁き、私の手を取って、素早く立ち上がった。



「え?何?」
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