猫は太陽が好きなんだ
第1章
俺・・・死んだのか?

思えば直前にある記憶の中の俺は学校の屋上に居た。





最初に言っておこう。
俺は笹川夏樹、中学2年生。


俺は大人しくて人前が苦手だった。



こんなんだから、周りからは苛められていた。

毎日が苦しくて辛い、でも1つだけ支えがあった。

それは同学年の神沢理子。
この子だけは俺を見捨てずに一緒に居てくれた。




そんな理子に俺は惚れてたんだ。




でも・・・・・・もう無理だった。



飛び降り自殺。



気がつけば目の前は真っ暗だった。
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