LOVEmake☆
学校ではワイワイと賑わうクラスに

本音で話せる友達がいる…

毎日楽しいはずなのに
何かが足りない…


そう〜

それは付き合ってるつもりの彼のこと

あの夜からメールをちょこっとやり取りして

それぐらい…かな(笑)


学校で目が合っても無視られるし
これじゃ、完全に片思いやん
…(>_<)





「由来」

カンナが呼んだ


「ん?」


「今日一緒に帰ろうって誘ってみたら」


「えっ 断られるよ」


「何それ。押して押して押すのが由来やん!

頑張ってみ」



「…うん」




放課後、勇気を振り絞って2組の廊下で福山を待った。


ドキドキと鼓動が早くなる…



ガラガラ
HRが終わって2組の人達が教室から出てきた。



友達はあたしを見て会釈したり
「バイバイ」って帰って行った。



来たっ


福山くんが教室から出てきた。


彼はあたしを見て驚いた…


で、通り過ぎる


    (:_;)オイオイ




まさか通り過ぎるとは
びっくり仰天やわ(笑)


頭にきたあたしは彼を呼び止めた


「福山くん」


彼はビクッと振り返り
一緒にいた友達もあたしをガン見した。


「一緒に帰ろ」


彼は一瞬に顔が赤くなり
困った顔をした
…(*_*)


彼の友達も
まさかクールで女っ気のない福山くんが
女子から言い寄られてるって
びっくりしてるし!


「行こっ」



あたしは有無を言わさず
彼の手首を引いた


「手…離して」


「あっ ごめん…」


彼は手首を持ったことを嫌がったけど
嫌は嫌なりにあたしのペースに黙って付いてきた

  !(^^)!ククク





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