我ら地球防衛中学生!!
「艦長!私、主砲撃ちたいです!」
「却下。」
いきなり、何を言い出すんだ?この操舵手は?
「高度、5000メートル到達ですわ。」
なんだかんだ言いながらも、このお嬢様オペレーターが真面目で助かるよ。
「微速前進。航路東40度。くれぐれもずれるなよ。」
「な~んか、つまんないわ。だって、この航路だって、本来はうちらが決めたわけちゃうやろ?」
当たり前だ。
勝手に動いて溜まるか。
「そりゃ、日本航空や、自衛隊、アメリカ駐屯基地との兼ね合いもあるから、勝手に動くわけには行かないだろ?」
「ほんなら、主砲ぐらい撃ってもええんちゃうか?」
「なんでやねん?」
「艦隊巨砲主義はロマンやろ!」
「黙れ、操舵手!」
「うち、副艦長なのに・・・。」
そうなのだ。どういう理屈なのか分からないが、操舵手というのは、なぜか副艦長のポジションなのである。
つまり、斉藤雄二が風邪を引いてしまったり、なんだかの理由で戦艦ホムラの指揮をとれなくなった場合、美並楓が艦長になるのだ。