やくざと執事と私【第2部:ラブ&レース】
「・・・いや~・・・・わかりませんね。・・・ま、ま、真木さんの勘違いじゃないんですか?」
どうにかごまかそうとするポチ。
「そうか?・・・・ん~・・・なんか、ポチのベットから匂ってくるんだけどな?」
そう言って、真木ヒナタは、一気にポチにかかっていた布団をとった。
「ああぁぁぁぁ~・・・・終わった・・・・」
ポチの絶叫が部屋に響き渡る。
「・・・ポチ、お前・・・その歳でオネショだなんて・・・・最低だな・・・」
真木ヒナタが、小さいがはっきりとした声で話しかける。
「・・・あああ、何でもしますから、このことは、内緒にしておいてください。お願いします。」
ポチは、部屋の中にいるメンバー全員に必死に土下座する。