元不良の青春物語
「だったら、尚更だ!!」
「何が?」
いきなり大声を出した織に
私は冷めた様に言った。
「リベンジだ!」
「やだ。」
即答。
だってやりたくないんだもん。
「知るかっ!」
織が飛び掛ってきた。
はい。
回れ右して
織の右手を持ってぇー。
「うおっ?!」
せーのぉっ。
背負い投げっ。
だぁんっ。
「いっぽーん!」
人差し指を立てて高らかに言った。
当の織は、
仰向け倒れたままだった。
「だっさぁ。
そんなんじゃあ、
私に勝つなんて一兆年早いよ。」
そう言い残して
私は自分の教室に向かった。