あたしは妹×あたしは総長

でも秋チャンに常識が伝わる訳ねぇ…。



あたし…留年…。



「つーか梢ちゃんから連絡あったんだろ?」



あ…忘れてた…。



「…何で秋チャンが知ってんの?」

「洋太に聞いた。」



あ、そうっすか。



「梢から電話来たけどすぐ切れたし…。」



もうどうしようもねぇ。



「梢ちゃん…1人でいるのかな?」

「さぁ?」



梢があたしの事知らねぇのと同じように、あたしも梢の事知らねぇ。



行き先とかわからねぇ…。



「あ、俺帰るから。」



そう言って秋チャンは出て行った。



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