あたしは妹×あたしは総長
あぁ…。
落ちた衝動で頭イカれたか…?
体中が痛い…。
「……ん?」
痛くない。
「大丈夫?梢ちゃん?」
「ゆ…ぁ…西山君!!」
あたしは悠司に支えられていた。
「あ!南咲さん!ごめんなさい!!」
ぶつかった女子は謝って来た。
いや…今更謝られても…。
「梢ちゃん立てる?」
「あ、ごめん!!」
「いいよ。それにしても重いの持ってるね。俺が持つから。」
「でも!!」
「いいから。」
そう言って悠司は歩き出した。
つーか何で悠司がここいんだよ。