【長編】距離
って、夢か.....


だよな。


昨日の今日でこうなるわけがない。


しかし、心地いい夢だった。


でも、最後まで見たかったな。


あれなら.....


想像したくないけど、してしまう。


夢よりリアルが欲しいけどね。


朱菜の事は、まだあれだけど。


自分の問題を片づけなきゃ。


じゃないと朱菜に伝えられない。


日に日に強くなる朱菜への想い。


間違った想いって気づいた時には、後悔ばかり。


好きだったから。


嫌いになれないって。


辛かった日々。


今は、解放されて素直に朱菜が好きと言える。


しかし、自分が何者かがわからない。


ここに来る少し前の俺は、どうだった?


なにがあって、ここにきた?


それだけが知りたい。


俺は、それだけが重要なんだ。


両親や祖父母は、俺をどう思っていたか。


それだけ、知りたい。


じゃないと、俺は前に進めない。


俺と朱菜は、甥と叔母じゃないって実感できないから。
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