【短】君がいたころ
「美沙、ありがとね?お前のおかげで俺、いろんな思い出が出来た…。たくさんの素敵な思い出が…。もう美沙には会えないけど…。俺はずっとお前のことが好きだから…。」



俺がそういうと、美沙が笑ってくれた気がした…。



「じゃぁ、俺そろそろ行くわ…。じゃあな、美沙。またな…?」








またな





俺はまたどこかで美沙に会えることを祈ってそういった。









”またね、愁。私も、愁のことずっと好きだから…”







空から美沙の声が聞こえたような気がした。




俺はここから新しい道に進む。




心の中にいる、


















美沙と一緒に…。
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