SKY BLUE
ライナ「ごめんなさい。」

ゼロ「いいんだ。気にしなくて…仲間たちは世界の復興、ブルーヘヴンズの民のために志高くして死んだんだ…本望だよ…」


ゼロは淡々と答える


彼の涙は枯れ果ててしまったのだろう…





食事を済ませた二人は、本拠地であるウルフのいるビルに戻ることにした…


ゼロ「ライナは候補生になってどれくらいなんだ?」

帰り道、ゼロはライナに話かけた


ライナ「まだ半年。っていうかゼロって何歳なの?私は18。あなた、私と大して変わらないと思うんだけど…」

ウルフ「俺も18だぜ。」

ライナ「!!同い年なのにどうしてあんたが上司なわけ!?」

ゼロ「俺は特別…。15の時にウルフに会ったんだ。親なんていなかったし…死んじまったんだ。戦争で…」
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