one
話しが終わり、僕は理名と翔一を呼びに行った。
「翔一、有り難う。」
「良いよ、全然。それより理名ちゃん、ぐっすり寝てるよ。」
「本当だ。連れて行かなきゃ。」
「じゃぁな、潤。いつか、俺にも話してくれよ。」
「分かった。じゃぁな、翔一。」
これが永遠の別れとは知らず、翔一は僕に手を振った。
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