バスルーム
~君の魔法が解ける時間~
『俺,やっぱちなが俺のこと好きって言ってくれるまで待つよ。』
お風呂から上がって,二人でベッドに並んで座っていると,ジュンはそう言ってあたしの前にしゃがんだ。
あたしの手をとって自分の頬にくっつけると,ぽかぽかとジュンの熱が伝わってくる。
『ちながさ…かわいい顔で笑うから俺の毒気が抜けてヤる気もなくなった。』
と言って小さなため息をつくジュン。
『なにそれ。』
あたしがふふっと笑うと
『まぁ,それと…大事にしたいからね。ちなのこと。
…なーんて,株あげとかないとな』
ニコッと笑うジュンはとてもいとおしくて,昨日までこの人をロボットだと思っていた自分が信じられない。
あたし,2日でこんなにジュンに惹かれてるんだね。
ジュンの魅力はあたしが思っていたよりもずっとすごいものだった。