バスルーム
~君の魔法が解ける時間~
それから二週間後────
あたしはジュンの部屋の前にいた。
もちろんすっぴんで。
ジュンの誕生日は今日8月1日。
ジュンはあたしがジュンの誕生日を知ってるってことを知らない。
だからびっくりさせてやるんだ!
インターホンを鳴らすと,すぐにジュンがドアをあけた。
『ジュン!誕生日おめでとう!あたし,ジュンのことが好きです。』
『…!?びっくりしたぁ!そんなデカい声だして恥ずかしくないの?』
ジュンは近所の人を気にしてキョロキョロしている。
別に気にしない。
伝えられればそれでいい。
あたしをの気持ちと心を変えてくれたジュンに。
焦りながらあたしを中に入れると,ジュンはそっと囁いた。