アオイソラ
席は出席番号なのか分からないけど、もう決められてる。

「てか、ほかに知ってる人いないの??」

「あぁ。なんか知らない人ばっかりでさぁ。」

「そっかぁ。」

「てか、先生誰??」

「ゴリ先。またかよ!って話だよな。」

「確かに。」

そんな事を言ってると、ゴリ先が来た。


「は~い、静かに。」


見慣れた巨体が教室に入ってきた。

久しぶりに見たけど、やっぱりゴリ先だね。

まさかまた同じとは、腐れ縁もいいトコ。



< 43 / 216 >

この作品をシェア

pagetop