大人の女と男の関係
「なんだか、嵐みたいな子だな」


ドアの向こうに消えた千佳ちゃんを見送って成哉は言った。


私は苦笑した。


「そうね。でも、明るくていい子でしょ」


成哉は笑顔で振り返った。


「そうだね。
香菜さんとはちょっとタイプ違うけど、ここにまで連れてくるくらいだから、仲いいんでしょ?」


私は頷いた。


「千佳ちゃんは入社4年目なんだけど、ずっと総務で一緒なの。
いつもあんな感じなんだけど、パソコンが得意で仕事は結構できるのよ。
裏表のない子だし、楽しいし、よく一緒に食事に行ったりしてるわ」


それから30分ほどで会はお開きとなり、私と成哉は摩耶さんとの別れを惜しみながら「マーヤ」を後にした。




< 143 / 304 >

この作品をシェア

pagetop