俺様王子☆年下カレシ3
うわ…本当にヤバかった。太久ならまだしも…上がってきたの、鳥羽くんだったんだ。


今の一歩との姿を見られてたらと思うと、ゾッとする。


「あ~?手前の部屋じゃん。いい加減覚えろよなぁ」


太久が慌てて階段を駆け上がる音が聞こえる。危機一髪?!


一歩と顔を見合わせる。


「ヤバかったね。…あ~ドキドキしたぁ」


「スリルが興奮になった?鳥羽がいる時に、どこまで進めるかまた挑戦しよっか」


なんて言いながら、一歩は笑ってる。
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