そして秘密の時間(とき)を共に
駐車場に車を停めると、涼は自分の財布を私の方へ差し出した。



ん? 何?

思わず、私が首を傾げると。



「万が一、2人で買い物してるのが誰かに見られたら、マズイだろ? 俺は車で待ってるよ。荷物持ってやれないから、あんまり買い込むなよ?」

「あっ、うん」

私はそう返事をして、ドキドキしながらその財布を受け取った。

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