そして秘密の時間(とき)を共に
なんかね、お財布を預けられる、って……全面的に私を信頼してくれているようで嬉しいし、なんかこんなのって……。



「「新婚カップルみたい」」



あっ、涼とハモっちゃった。

お互いそう言ってから、顔を見合わせてクスッと笑う。



「いいの? お財布毎、持って行っちゃって」

私がそう訊くと、涼が言った。

「別に、おまえに見られて困るもん入ってないから、そのまま持ってけ。小銭も入ってるしな」

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