そして秘密の時間(とき)を共に
前の人達が終わり、舞台袖に引き上げて来た。



「準備はいいか?」

隆志先輩が私と真実の後ろから、声を掛けてきた。

「はい」

2人で返事をした。

「よし、じゃぁ、行ってこい」

隆志先輩の言葉で、私達はまだ幕の降りている舞台へと上がった。



配置について、心を落ち着かせる。

それから暫らくして、いよいよ幕が上がった。

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