そして秘密の時間(とき)を共に
「前に美雪に『辛いなら俺達の事、真佐志達に言ってもいい』って言ったけど……本当は、俺がイヤだったんだ」

「えっ?」

「俺もおまえも、なんも悪い事してねぇーじゃん。なんで黙ってなきゃいけないんだよ」

「……涼……」

「俺ら2人共、嘘が嫌いだろ? 俺らの事を『隠す』って事は、嘘で誤魔化さなきゃいけないって事だろ? 俺はおまえが今まで辛い思いを抱えてきた分、これからは笑ってずっといられるようにしてあげたかったのに……やっぱり、辛い思いをさせてるんじゃないかと……」

「そんな事、ないよ」

「だから、本当はおまえが16才になったら、結婚したいと思っていた」



ドキン

涼、やっぱり真面目に考えてたんだ。

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