そして秘密の時間(とき)を共に
☆ ☆ ☆
17時。
外を見ると、お昼頃降っていた雨は止んでいた。
「本当に、送らなくていいのか?」
もう着替えて帰るばかりに準備をして、玄関で靴を履いていると、涼が心配そうに訊いてきた。
「大丈夫。明日は学校だし、自転車置いて行けないから」
そう答えるものの……本当は、やっぱり帰りたくない。
でも、自分で決めたんだから、我慢する。
明日から、また暫らくは学校でしか会えないと思う。
みんなの『沖野先生』になってしまう。
私は靴を履き終わって、振り返った。
17時。
外を見ると、お昼頃降っていた雨は止んでいた。
「本当に、送らなくていいのか?」
もう着替えて帰るばかりに準備をして、玄関で靴を履いていると、涼が心配そうに訊いてきた。
「大丈夫。明日は学校だし、自転車置いて行けないから」
そう答えるものの……本当は、やっぱり帰りたくない。
でも、自分で決めたんだから、我慢する。
明日から、また暫らくは学校でしか会えないと思う。
みんなの『沖野先生』になってしまう。
私は靴を履き終わって、振り返った。