お菓子のこころ《詩集》
すき。


青空に向かって大きく手を広げて
小さな子供みたいに笑う

君が好きなんだ

枯れた向日葵でさえ愛しそうに

沈む夕陽の欠片さえ抱きしめて

なんでもない毎日を一歩一歩踏みしめて

泣いて叫んで笑っている



君が好きなんだ


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