愛唄
「ふ〜ん、友達出来たんだ?」
ヒド――
「本当の友達」
笑って言ってくれた。
「――うん」
あたしも笑って答えた。
電車を降りて2分。
すぐに柚縷ちゃんの家に着いた。
チャイムを鳴らすと、中から翼が出てきた。
「え!?葵!?」
「ごめんね翼、戻って来ちゃって」
「……どうしたの?あれ?その子……え?あれ?藤間さん、だよね?葵知り合い?あれ、でも……」
「なに?新津くん、あたしとあおが仲良しじゃおかしいとでも思ってんの?」