マイLOVEヒーロー

「よし、じゃあ急げぇぇ!!」


「あい!!」

銀星の手を引き、走りながら丸源へ向かった


丸源に着くと銀星は汗一つ掻いてないのに
私の息は上がって、ハァハァと胸が苦しい


「ママ、へいき?」

「だっ…大丈夫…。」


これが子供と大人の違いか…


子供と比べるのは可笑しいんだけど
自分が若くない事を感じてしまう、、、、


息を整えて、丸源の扉を開いて中へ入った


中にはカウンターの席が5つと、テーブル席が3つあるだけ


私と銀星は1番奥のテーブル席に座って、銀星はお子様味噌で、
私は大好きな特製味噌ラーメンを頼んだ



ラーメンが来るまでの間、銀星と楽しく会話する

「あっそうだ!
千夏姉ちゃんがクリスマス何が欲しいって聞いてたよ?」

「えっ!!ほんと。」


プレゼントの話しをすると途端に顔が明るくなるんだから、、


「う〜ん。シャンタさんにはタンケンオオもらうから…千夏たんにはレッドが使ってるケンもらう!」


千夏…どうやら正解みたいだよ


「分かった。でもちゃんとありがとう言うんだよ?」


「うん!!」


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