マイLOVEヒーロー

−ガラガラ…


銀星と二人だけだった店内に人が入って来た


今はまだ夕方6時

丸源は深夜のお客様が多いから

この時間に人が来るなんて珍しい


そのせいか入って来た人に視線が移った


………


……………


あ、、


怪しい……


男の人は目深に帽子を被りマスクをしてた


見るからに怪しいその人はちょっと低めな声で


「特製味噌…と餃子。」


って店主に頼んだ



なんでラーメン食べるのに帽子にマスクなの?


なんか若い感じだけど

私が子供を産んで育ててる間に若い子の間で流行りだした…


とか??


自分の心の中で考えを巡らせてると
頼んだラーメンが出てきた


「あっ!銀星ラーメン来たよ!」


銀星を呼ぶ、、、


だけど


あれ??


いつもなら大好きなラーメンを前にハシャグはずなのに


返事が聞こえてこない


「銀???」


目の前の銀星に声を掛ける


だけど銀星は身動き一つせず、何かを見つめている


銀星の視線がどこへ向いているのか、視線を辿る


え…何で??


銀星の視線


何だか分からないけど、あの怪しい男の人に向けられていた



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