心の中で好きと伝えます

出会い

隆司が居ない右側に、

大分慣れてきた頃。

私は君に出会った。

年下のくせに、優しい君に。


君(俊:しゅん)は一個下の男の子。

背は157で、私よりちょっと高い。

隆司よりは大分低い。


どうしても俊と隆司を比べてしまう。

まだ忘れれてないから…。

それでも良いと言ってくれた。

俊はつぶやいたんだ。

「俺が隆司先輩を忘れさせてやる。」

そう言って、まっすぐうちを見つめてくる。

勝手に口が動いた気がした。

『うん、よろしく』

そう、言った私は君の目をずっと見つめてた。
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