一緒Ⅱ





「───ッ」

「逃げんなっ!」

「──…だって…!!」

私のやっと出した言葉は猫の唇で塞がれる。

閉じかけた私を腕を抓って痛みを吐き出す代わりに舌が侵入した。

熱くて。

熱くて。

熱くて。






心臓が壊れそうに痛い。






猫のくせに。

「………」

「………………」





目を細めて笑うなんて反則だ。




「…猫っ!」
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