幼なじみだし★
「幼なじみだし★」

離れる私と離れたくない私

私は階段を駆け上がり、




教室の前まで来た。




「私、なにやってんだろ」





忘れ物なんてない。





でも、あの場から早く離れたかった。





きっと、泣いてしまうから。





「でも、びっくりだな~。
まさか、私がハルのこと・・・」





その瞬間涙が溢れ出した。





「遅いよ・・・。
今頃・・・。好きだなんて。」




でも、気づいてしまった。




大好きって・・・。
< 116 / 231 >

この作品をシェア

pagetop