幼なじみだし★
「風呂あがりで男の
部屋入ってさ。」


「男って・・・。
ハルは確かに男の子だけど・・
幼なじみじゃん。
家族みたく育ってきたんだよ?」


その瞬間、


「え・・・?」


今、一瞬の出来事だったから、

うまく解説できません・・・。


簡単にいえば、


唇になにか触れている。


それがなにかっていうのは、
5秒ぐらいあと・・・。


ハルにキスされてるんだ・・・。


私は、ハッとして、

ハルを突き飛ばした。


「・・・いって~」

「いって~じゃないよ!
なにすんの!?」


「悪い?」


「わるいでしょ!?」


「別に良いじゃん。」


「よくないよ!
キスって・・・
好きな人とするから幸せなんじゃん!」

好きな人と、きちんと・・・。


「そんなことか。」


「そんなことって・・・!」


そしたらハルはとんでもないことを
言った。
< 15 / 231 >

この作品をシェア

pagetop