恋愛非常口
放課後の時間は
班での話し合いが多くなった。
飯係とか班長決めとか。
班長決めでは美菜子が
当たり前のように僕を指示。
もちろん少し反論してしぶしぶの了解。
飯係は女子3人が担当し、
残った颯斗は班長の補助。
補助って…何もしないだろうな。
親睦会は朝から行われ
少し離れた山に行き
班ごとに1日を過ごすというもの。
クラスでのレクレーションもあって、
その中で親睦を深めていく目的。
楽しみでならなかった。
「どこらへんがいいかな?」
美菜子が山の地図を持って
僕に聞いてきた。
「やっぱ平面で広いところかな!」
「じゃあここなんてどう?」
この班になれて
美菜子との会話が増えた。
緊張感も、もうなくなっていた。
そして、計画を練り終えて
早くも時間は過ぎていった。
明日は、親睦会だ。