恋愛非常口
「藍が…いなくなったって…」
一瞬嫌な予感がした…
「母さん…探しに行こうか」
意外にも僕は冷静で。
すぐに見つかると思っていた。
「そうね…」
母さんの声に力は無かった。
「ただいま」
父さんが仕事から帰ってきた。
「父さん…藍がいなくなったって…」
「なに!?おい、昂史。早く出る準備をしなさい。母さんは…家にいなさい」
父さんの先を行く姿に
尊敬ばかりしていた。
やはり父さんは父さんだ。
準備を終え、家を出る。
父さんは警察に電話をする。

