カラカラライフリズム

それらの一つ一つが調和していて、
まるで一つの世界を作っているようだった。

唯一部屋の中で不釣り合いといえば、コンピューターの類だった。

名前も分らないようなたくさんの白っぽい機材が、
部屋の一角を占めていた。

そこの部分だけが奇妙で、何か引っかかるような気がしたが、
幸枝がコンピューターの専門学校に通っていると言ったので、
一樹は何だそうなのかと素直に納得した。


「そんなに珍しい物なんて無いですよ。
……ちょっと散らかってるし、恥ずかしいな…」

「いや、俺の部屋の方が汚いよ」


一樹の場合、散らかすのではなく、
ただ埃が積もっていくだけだが。
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