カラカラライフリズム


そう言われて、あの騒ぎの中、村田はただ様子を見守っていた。

表向きは、警備中の職員として。

裏は、事件の加害者として。

外で車を停めて、待っていた。

しばらくすると、気を失った晴喜を背負った彼が、走って来た。

『車を出せ、早く!』
 
計画は、完璧なはずだった。


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