キケンな放課後
「未海ちゃーん?」





…海斗の声だッ!


あたしのこと、
捜してるのかな…?



でも、さっきのベンチからは
少し離れてしまっている。



…海斗、見つけてくれるよね…!?




「あれが彼氏?」

「…弱そうな彼氏だね?」




遠くに小さく見える
海斗を見て男たちが口々に言った。


…海斗が弱そう?


前にも助けてくれた海斗が!?



「海斗は弱くなんかないですッ!」




あたしは大声で言った。


…今のあたしに、
怖さなんてないみたいだった。





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