この空の下





「じゃあ茜
マネージャー
やってやれば
いいじゃん!」

「ええ!?あたし!?」

「あたしもそれが
いいと思う」

「わっ!!皐月!!?」








急に皐月が
あたしたちの
教室に入ってきた。












「でも野球部って
女子いねえぞ?

マネージャーも
男だったし」

「大丈夫大丈夫!
茜は男子にも負けねえ
パワーを持ってんだぜ」

「そうね。
それにこの子
毎年夏になると
甲子園見ながら
テレビに向かって
叫んでるし」

「ちょっと2人とも!
恥ずかしいこと
言わないでよ!!」

「ちょっと茜
こっち来なさい」












皐月に教室の
隅っこに引っ張られる。










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