究極のメソード
「あ…あなたも私たちは駄目な奴だと
言うんですか?」


人々から一人の老人が立ち上がり
渡辺に対して問う。


「あなたも私たちがゴミだと
おっしゃるのですか?」


渡辺に詰め寄る老人。
ほかの人々も怒りのこもった眼で
渡辺を見つめる。


渡辺は取り繕うような笑顔を浮かべ
弁明した。


「ち、ちがうんですよ!


あなた方はそれぞれ大切な人間です。
決してゴミなんかじゃない。


でも俺は自分らしく生きるとかいって
自らをごまかすようなマネをしているのが


…我慢ならなかったんです」
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