双子フタゴ愛アイ

「・・ナナー」



「何?」



私は睨む



「オレもう治ったし、これじゃ足りねェんだけど」



タカラはお粥のお皿を寂しそうに見て



「肉食いたい」



ケロッと言うタカラ



私は目を見張った



何?この獣並の回復力!



恐るべし男子中学生・・・



実際、タカラの熱は下がっていたので希望通りに大分遅い昼食を作る



豚肉と野菜の炒め物にみそ汁と昨日の残りのグラタン、ごはん



人並み以上にガツガツと平らげるタカラを見て私は完全復活を確信した



「ナナ、この炒め物チョーうまいよ」



嬉しそうに箸を口に運ぶ
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