双子フタゴ愛アイ
そう思った私はタカラのそばに寄って体を揺らした
「タカラ・・・上で寝よ?」
出来るだけソッと起こしたつもりだった
なのにタカラは
「うわあぁぁっっ!」
ビクッと反応して大声をあげバッと上半身を起こした
「わわっ ゴメン」
びっくりさせちゃったみたい
あまりの反応に私も驚く
タカラはしばらくの間肩で息をついて暗闇の中私をじっと見ていた
「・・・タカラ ゴメンね」
タカラが状況を理解した頃にもう一度あやまってみると
「・・・・・イヤ」