双子フタゴ愛アイ


「いや、本当に・・・要が来ると家が明るくなる」



比呂也君は微笑んで私の頭を撫でた



「それは昔からで・・・俺は要が来るのがとても待ち遠しかったよ」



「そ、そデスか」



比呂也君が少し遠い目をしながらも、私を手放しで褒めるので照れてしまう






「ところで・・・要・・」


比呂也君は私の頭に置いた手を私の頬に持ってきて



クイッ



照れて俯く私の顔を自分に向かせた




「最近 元気なかったけど 何があった?」



「!!?」



まさかの不意打ち!!
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