双子フタゴ愛アイ
「ずるいよ!僕だって美容師よりナナちゃんに切って欲しかったよ!」



とか言って聞かない



そんなにいいもんじゃナイって・・・



「ナナもう髪終わり?」



私が呆れているとタカラが私に聞いてきた



「うん、だいたい出来たと思うけど・・」



そういうとタカラは首に巻いていたタオルを外して



「髪、洗いながすからお前は出ていけ」



とメグミをお風呂場の外にドンとついて鍵をガチャンと閉めた



え?私は?



中に取り残されて慌てる私を余所に



「始めから閉めときゃよかったな・・」



ボソッといった



「ナナ」
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