双子フタゴ愛アイ


・・・・・・・・・・



返答がなくたたずむ俺に恵が



「もぉ両親は仕事に入ってるての」



冷たい目で言い放ち家に入っていく



「ふーん 早いな まだ三が日じゃないか・・」



そう言いながら俺も恵の後に続き靴を脱いだ





「・・・上がっていいとか言ってないんだケド」


「お前の許可なんかいらねぇし」




コイツは俺がからかうとすぐふくれっ面を見せるから面白い






「比呂也君なんか・・・ナナちゃんに振られたクセに・・・っ」


ややキレた表情で最終奥義を出してくる恵



コイツ・・・それは禁句だろ


その言葉が自分も傷つけるって分かってないのか・・・?




「・・・お前もだろーが」


「ぐ・・っ」


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