あなたが私にできる事
自分のした事の重大さに気づくのに時間はかからなかった。
葬儀場に来るたくさんの人々。
鼻をすする音。
嘆きの声。
毎日、仏壇の前でうな垂れる母の背中。
途方もない罪悪感が私を襲う。
あの日以来、母は私に話しかけてくれなくなった。
それどころか目も合わせてくれない。
私は一人ぼっちで義父の死を願った罪悪感と戦った。
自らの幸せの為に他者を犠牲にした。
安らぎの日々は戻ってきたけど幸せではなかった。
それが代償。
私に幸せは許されない。