神楽幻想奇話〜鵺の巻〜
「ほう、さすがは化け狸だな。上手いこと化けるものだ。」


月読は自分とうり二つの姿に変化した透を見て、思わず感嘆の声を漏らした。


透は巫女服姿の自分の様子を見て、不思議そうな顔をした。


「身長が変わると少し感覚が変だが…上手くいったみたいだな?動きもコピーできそうだ。
それにしても…。」

そう言って透は、月読に変化した自分の耳や尻尾を触り、胸を最後に触ると続けた。


「お前意外と貧にゅ…」
    バリバリ

「余計なことは黙っとれ」


言い終わる前に透は思いっきり引っかかれた。

顔を押さえて悶絶している透に、月読は次の内容を告げた。


「よし、次は焔狐の訓練だ!」
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