神楽幻想奇話〜鵺の巻〜
「…へっ!…それがどうした!能力までコピーしてる俺は当然変身だって…。」


透も鵺の記憶を辿って変身しようとした。しかし…。


ホギャァァァアアアア


裂帛の勢いで放たれた雄叫びに、透は集中力を失ってしまった!


大気をビリビリと震わせた鵺は、近くまで迫っていた後鬼に飛びつくと、首筋に噛みついて前鬼に向けて投げ飛ばした!


口に残った後鬼の肉片を飲み込むと、透に向かって飛びかかった!


「チィッ!」


透は辛くもバックステップで初撃を避けると、背後に回るため迫り来る鵺の上を飛び越えた!


「アマイワァ」


透が着地する直前、尻尾の蛇に足を掴まれて叩き落とされてしまった!

そしてグルグルと全身を巻き付けられた透は、身動きが出来まいままに吊し上げられてしまった。
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