運命~ダイスキな君へ~
私は立ち上がり、リュウのとこへ行った。








「1時間目サボれる?」







「・・・うん。平気」







「じゃぁ屋上行こうぜ」







リュウは私の手を握って歩いた。







いつもは嬉しいリュウの手が、今日はなんだか悲しくなってくる。









「今日なんで公園来なかった?」








「え?」








てっきり昨日の話かと思った。







「だって・・・」









「別れたつもり?」








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