美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
「今更かも知れないけど、江利子じゃないと幸せになれないって分かったんだ。心も体満たされないって。
こんなアホな俺だけど、ずっと江利子の傍にいたい。」


「じゃあ、この小指の赤い糸に誓って?」


そう言って、俺の前に小指を差し出した。


「誓うよ…。
これから先も、何十年先も一緒にいるって。」


俺も小指を出して、江利子の小指に絡ませた。


「いれるといいなぁ…。一也の未来に、あたしも。」


「お互い、ジィサン、バァサンになっても一緒にいよ?」


小指を絡ませたまま、お互いの唇を重ねて『愛してる』の気持ちを確かめ合う。

何度も何度も…。


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