美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
「お袋、何気失礼だろ…。

俺に彼女がいたら悪いのかよ?」


「いや、まさかな展開だから、お母さんちょっと驚いちゃった。」


どうせ、俺みたいなデブに彼女なんか…って思ってたんだろ。


親としてどうなんだろう…。


「どうした?
朝から何か賑やかだな。」


いつもの様に、新聞持ってトイレから出て来た親父。


「親父ぃ、新聞持ってトイレ入るの止めろっていつも言ってんのに。」


「いやぁ悪い悪い。これないと、落ち着かなくてな。

それより何騒いでたんだ?」


「それがね、一也に彼女がいるんですってよ?

衝撃告白でしょ?」

衝撃告白って…。


「そうか。
一度連れて来なさい。

どんな彼女か楽しみだな。」


ウキウキしながらテーブルに着いた。


「俺、ご飯いらないや。行ってきます。」


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