美女と野獣!? ~モテない男と、美女のキセキの恋~
「一也、もういいの。

私ね、何となく分かってたんだよね。

二人の間には、割って入れないって。

でも、気付かないフリをしてた。

ズルいんだよね私。
変に計算高いとこ有って。」


「そんな事ないよ。華ちゃんは、ズルい人なんかじゃない。
人間誰しも、そんな部分を持ってる。」

「有難う。
私、ニューヨークに帰るね。」


「華…。」


「モデルで成功してみせるからね。

いつかまた日本に帰って来た時、友達として付き合ってくれるかなぁ…。」


「勿論よ。
有名になったら、サインちょうだいね。」


「いくらでも書くよ」


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